1月は能登半島地震から1年、阪神淡路大震災からは30年、3月は東日本大震災から14年経ちます。ニュースで流れる映像が今でも鮮明に思い出されます。
先日、九州地方で震度5の地震があり、弊社所在地のえびの市でも震度4の揺れで久しぶりに大きな揺れに感じました。しかし、他の地域での地震などのニュースを観ながら不安になるものの、だからといって自らの防災の備えをすぐにしている方、どのくらいいらっしゃるでしょうか。私も完璧ではありません。
『災害はひとごと』と感じているからではないでしょうか。
地震、豪雨などの自然現象は、人間の力で予防できるものではありません。だからこそ、備えることが重要で、備えている方が多ければ多いほど、“減災”することができるのです。
日頃の備え
防災マップの確認
防災マップとは自分が住んでいる地域が、実際に地震などの自然災害が発生した場合の被害の状況、避難・救護活動に必要な情報が記載されている地図です。各市町村役場や各自治体などで配布されていますので、安全な避難経路も確認する上で家族みんなで確認しましょう。
部屋の家具の配置の見直し
大震災では、多くの方が倒れてきた箪笥などの家具の下敷きになり身動きとれず、命を失ったり大ケガに繋がっています。揺れで倒れそうな家具がある場合には、固定したり配置換えをするなど、見直していきましょう。
日頃から準備する物の見直しを行う
いざ避難となったときに何を持ち出せばいいのか、考えている余裕はありません。最低限、必要な生活用品を備えましょう。飲料水や食品なども含め、最低3日間は自分たちでしのげるように準備することが大切です。

家族間での安否確認方法を決めておく
家族がそれぞれ別の場所にいた時を想定し、お互いの安否確認ができるような方法や集合場所を話し合い決めておきましょう。災害時は回線がつながりにくくなるため、連絡が取れない場合は「災害用伝言ダイヤル(171)」や携帯電話のインターネットサービスを利用した「災害用伝言板」などのサービスを利用します。
防災対策で重要で基本となるのが一人ひとりが取り組む『自助』(自分の身の安全は自分で守ること)、そして地域や身近にいる人同士で助け合って取り組む『共助』です。この基本のための備えがしっかりされていれば、減災に繋がります。
減災に繋がる日々の備えについて、もっと詳しく記載された資料は以下よりご確認ください。(内閣府防災情報のページより)
災害時にはライフライン(電気や水道、ガスなど)が止まることを想定しておきます。大きな災害となると人命救助が優先となるため、すぐに復旧すると思いこまずに3日間を自力の乗り越えられるようにします。
ここから、ライフラインが停止した場合に使用できなくなるトイレ関連の備蓄用品をご紹介します。

避難用トイレ(税抜1,580円)
いざという時に組み立てて使用する簡単な避難用トイレです。コンパクトに折りたたんであるため、日頃は靴箱や非常用バッグなどに保管できます。使用する場合は袋や凝固剤等を別途取り付けます。


防災用トイレ袋50回分(税抜5,980円)
断水時に簡易トイレや便器などに被せて使用します。1袋で約400㏄を素早く給水し固めます。健康な人で1日の排尿回数は一般的に4~7回、約1,000~2,000㎖が平均と言われています。この回数を目安に家族に人数×3日分で準備しておきます。凝固剤は開封しない限り使用可能です。

排泄は生理現象でありデリケートな問題、そして臭いなど衛生の問題も発生します。この備えがあるだけで、心のストレスや不安解消にもつながります。
弊社ではその他の必要な災害用品を取り扱っています。このような状況下ではどのような商品があるのかなど、お気軽にご相談・ご連絡ください。
お問合せ
株式会社ライフサポート
宮崎県えびの市大河平4633-43
Tel.0984-33-3444
Fax.0984-33-3445