11月に入ってから急に寒くなり、まだ体が気温の差に順応できずに体調を崩してしまう方も多いかと思います。今からの寒い時季に多くある事故として、入浴にかかる『ヒートショック』による死亡事故です。
ヒートショックとは
急激な温度変化は血圧が上下し身体に影響し、心臓や血管の疾患を起こしてしまうこと。
寒いと血管が縮み血圧が上がり、熱くなると血管が広がることで血圧が下がりますが、この現象が急激に起こると眩暈、立ちくらみ、頭痛、重度になると心筋梗塞、脳梗塞、大動脈解離など、命にかかる症状を引き起こします。
なぜ、冬に多いのか。
入浴するため、まず温かい部屋から寒い脱衣室、浴室へ、その後、温かい湯船に入る。普通の入浴動作ですが、ここで急激な温度変化を身体が浴びているのです。
高齢者は要注意、と毎年、警告されますが、実は20〜50代の若い世代も『ヒートショック』予備軍と言われています。年齢に関係なく起こりうる事故なのです。
入浴時のヒートショックの予防
- 暖房器具などで脱衣室、浴室の温度を上げる
- 入浴前後に水分を補給する
- 入浴前後の飲酒・食事を避ける
- 熱すぎるお湯での入浴、長湯を避ける など
すぐにでもできる対策です。浴室は事前にシャワーを出しておき温める、脱衣室は暖房器具で温めておく、など今夜からでも取り掛れますね。
便利な福祉用具・福祉機器
◼️浴室畳マット〜6,000円(税抜)
80cm×66cmの浴室で使える畳マットです。磁器タイルなのど床の冷んやり感を軽減します。また、転倒時の衝撃の軽減にもつながります。
◼️東リバスナフローラ〜18,020円(税抜)/1,820mm×1m
既存の磁器タイル床に重ねて貼れる浴室床シートです。断熱性に優れており素足で触れても冷んやりと感じにくく、滑りにくく柔らかい素材です。
介護保険の住宅改修対象です。施工には別途、専用の接着剤が必要です。
◼️ヒーター内蔵型天井照明ポカピカⅡ〜23,000円(税抜)
脱衣室やトイレにピッタリ。照明を点けると同時に暖房器具も動きだします。内蔵ヒーターは体の芯から温める遠赤外線カーボンヒーターです。ハロゲンヒーターの2倍の赤外線放射量なのに電気代は約半分!
ほとんど現在の照明器具と交換するだけで工事不要!ヒーターのON OFF切替ができるので、夏場は照明機能だけでの使用もできます。
床に暖房器具を置いて、歩行や介助の邪魔になることを予防できます。
他、浴室内に後付けできる暖房器具もございます。こちらは別途、電気工事を伴う場合がございますので、ご希望の方は営業担当までご連絡ください。
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株式会社ライフサポート
宮崎県えびの市大河平4633-43
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