<住改事例>2022年12月

福祉事業部の古藤です。
今回ご相談があったお宅は要支援2の女性です。

左右股関節の痛みから足を上げる事に支障があり、脚の長さも左右異なるため、歩行や、立ち上がり動作に支障をきたしていました。そのため、アプローチや玄関の出入り、トイレからの立ち上がりや、浴室の環境を整えたいとの相談です。

また今回のお客様はメモ紙にて、手すり設置部分イメージを作られていましたので、そちらを考慮しながら検討させていただきました。

アプローチ

今回アプローチ部分は、股関節の影響からアプローチ階段を昇り降りする事が難しくなるかもしれないとの事で緩やかな階段と手すりを希望されました。そのため一段長さ30cm、高さ7cmの踏み台と立ち上がり手すり、玄関扉横には縦手すりを設置しています。

玄関

玄関では既存の踏み台と靴箱を手掛かりにして、段差を昇降されていました。しっかりとした手すりを設置して欲しいと希望です。また玄関は狭いため玄関内を広く使いとの事でした。

そのため狭いスペースでも有効に活用できるアロン化成の手すりK-140Fを設置しています。

本来、踏み台は動くものなので固定を薦めますが、お客様の使用物でもあり、踏み台は掃除の時に動かされるとの事でしたので、そのまま使用されています。(私たちが設置する場合は動かないように固定します)

トイレ

これまで、便座からの立ち上がりには、既存の手すり、(タオルがかかっている部分)を使用し立ち上がりをされていましたが、手すり位置が低い事もあって立ち上がりがしにくくなっていました。楽に立ち座りができるようにしたいとの事で、新たに縦手すりを取り付けました。

浴室

これまでの浴室内は浴槽の上に設置してある手すり(掃除道具が掛かっている部分)と浴槽横に設置してある手すりだけでした。

動きをみていく中でお客様は浴槽内の出入りを浴室内を回るように出入りされており、浴室内を伝って移動できるよう環境して欲しいと手すり希望です。(股関節の影響から浴槽への出入りを左足からされます。)

  • 浴槽内から出る時のサポートとしてL型の手すりと横手すりを設置しています。
    • 以前はシャワーの取手部分や水道蛇口部分を手掛かりとして移動されているため不安定でした。
  • 浴室出入りを安定させたいと希望され入り口部分に縦手すり設置しています。

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