<改修事例>2022年6月 浴室環境

福祉事業部の古藤です。

今回ご相談を頂いたお客様(要介護2の女性)はご家族付き添いのもと入浴されていましたが、身体機能低下に伴い転倒リスクやご家族の介護量大きくなってきているとの事でした。希望としては、これからもご本湯船に浸かりたいとの事です。
その為、ケアマネジャー、ご家族立ち会いのもと浴室の環境にて検討しました。

1、浴室内の移動を安全にしたい

改修前

改修後

浴室内移動はご家族の介助にて移動されます。階段部分横には脱衣室が設置してある事から、階段の昇り降りはご家族が介助し、シャワーチェアまでは手すりを伝って移動できるようよこ手すりを設置しました。

浴槽横には浴室から出る際の手がかりとして縦手すりを設置しています。

2、シャワーチェアからの立ち座りや、立位保持の安定。

改修前

改修後

これまでは出窓部分に手をかけ立ち座りや立位を保持していましたが不安定のため、横手すりを設置し安定性を高めました。

3、湯船に浸かりたい

浴槽は55cmと深く、洗い場と浴槽内の高低差も25cmあります。浴槽もタイル張りで囲っていることもあって立った状態では浴槽をまたぐ動作は困難でした。

そのため座って浴槽をまたげるバスボードの設置。足が底につかない事や立ち座りをサポートできる浴槽台を設置しました。

私たちは、ご利用者の住環境を整備することで、長く自宅生活を送れるよう支援している会社です。今回は、手すりの設置と福祉用具購入を併用した事例になります。
設置をお考えの方、話だけでも聞いてみたい方、ご相談だけでも受け付けております。お気軽にお問い合わせください。

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