足の筋力低下や股関節、膝などの痛み、術後の屈曲制限などにより、浴槽の跨ぎ動作や立ち座りが困難になった場合、シャワー浴で済まさぜる得ない場合があります。夏場は良いのですが、秋冬、寒くなってくると体が温まりにくく、風邪をひいてしまわないかと心配になるという声をよくお聞きます。
そんな時に活躍するのが、対象者、介護者に負担なく浴槽へ出入りできる福祉用具として浴室内で使用できるリフトです。今回は浴室で使用するリフトを一部ご紹介いたします。
バスリフト(TOTO)
レンタル価格月額16,500円(介護保険レンタル1割負担の場合1,650円)
座面に腰掛け、電動で座面シートがリモコン操作で昇降します。電源は充電式電池で使用に際し電気工事など不要です。
他のご家族が入浴するときは、座面シート部を外すことができるため、邪魔にならず入浴できます。介護保険給付でのレンタルも可能な商品です。
バスラベンダー(西川)
レンタル価格月額18,000円(介護保険レンタル1割負担の場合1,800円)
使う時に、浴槽に置くだけで使用できる昇降リフトです。軽量で簡単に取り外すことができます。
日常生活用具の移動用リフトとして登録されているため、身体障がい等級2級以上の方の日常生活用具給付での購入も可能です。
シートは着脱式でシート下に足挟み込み防止装置が付いています。昇降範囲は9.5~68㎝で浴槽深さ60㎝ほどの和風浴槽でも使用できます。
つるべ~F2Rセット(モリトー)
レンタル価格月額36,000円(介護保険レンタル1割負担の場合3,600円)
立位保持も困難な方向け、支柱を立てて、専用シャワーキャリーもしくはスリングシートごと吊り上げて浴槽に入ります。
支柱は天井側に支柱を立てる軸を設置して突っ張る仕様で穴を開けてのビス固定は行いません。
脱衣室から浴槽まで、吊って移動することも可能です。
専用シャワーキャリーであれば、脱衣室からそのまま移動、体を洗ったりもでき、そのまま浴槽に入ります。スリングシートを使用する際は、体を洗う際には、シャワーチェアーなどに一度座らせ、移乗するときに吊り上げます。
専用シャワーキャリー、スリングシートは介護保険での特定福祉用具購入対象の商品となります。
スリングシートの使い方などはこちら → スリングシートの種類と使い方
安全且つ負担のない自宅での入浴を可能にできるような環境整備をご提案いたします。どの商品も設置するにあたり寸法などの条件がありますので、ご希望の方は、まずは弊社へご連絡ください。
お問合せ
株式会社ライフサポート
宮崎県えびの市大河平4633-43
Tel.0984-33-3444
Fax.0984-33-3445