認知症徘徊検索 “GPSどこさいる”

近年、増加が続いている認知症高齢者による徘徊事故。日本では高齢化に伴い予備軍も含めると65歳以上の4人に1人が認知症と言われており、徘徊事故が起こった場合、責任はどこにあるのか…と厳しく追及される可能性が高く、本人ではなく家族や利用していた施設へ責任を問われることもあります。

家族が責任を負う場合としては、民法714条にいう監督義務者に該当する場合は家族に監督義務違反があり損害賠償責任を負う可能性があります。

施設が責任を負う場合としては、民法709条の安全配慮義務違反が成立し民法715条の事業者が使用者責任に基づく損害賠償責任を負うケースもあり、業務用過失致死罪などの刑事上の責任となるケースもあります。安全配慮義務違反といえるのは、徘徊による事故の可能性を認識していたにもかかわらず、徘徊を防止するための措置を行っていない場合です。

  • 利用者が施設から無断で外出しようとしたことがあるか
  • 利用者が無断で外出できないような設備が整っていたか
  • 利用者が徘徊しないように監督できる体制があったか
  • 利用者が徘徊してしまった場合に発見できるような措置をとっていたか

家庭であったも、施設であっても認知症である方の徘徊を止め事故をなくすには、ずっとその方を見ておけばいいと単純な話でもありません。介護者にも介護者の時間があり、ほんの少しの間で起こるのが徘徊です。

様々な徘徊を感知する用具などを活用していくことで、大きな事故を未然に防ぐ対策となりますので、今回は、そんな徘徊による事故対策として、手軽に活用できるGPS機能商品をご紹介します。

認知症の方のシューズの中にセッティングするだけのGPSです。(※専用シューズとなります)靴底に下に忍ばせるので対象の方に気づかれることもありません。

スマートフォンやタブレット、パソコンから“GPSどこさいる”の位置情報を検索することができます。※専用ページにログインするには、メーカー:やさしい手が発行するログインIDとパスワードが必要となります。

メーカーの専用ページでは、位置検索情報無料、一定期間の位置情報履歴確認など行えます。

その他、①指定した場所から50mごとにエリアを設定することでエリアからの出入時に指定されたメールアドレスに通知を発信②指定した曜日・時間ごとに指定されたメールアドレスに位置情報を通知しますので、認知症の方が動いたことに家族等が察知し早期対応が可能となります。

“GPSどこさいる”は充電して使用します。充電が切れると位置検索を行うことができませんでの、充電残量管理を行えるように指定メールアドレスに充電残量が通知されます。

徘徊の恐れがある方が“GPSどこさいる”を持っていなければ、意味がありません。外出するときには靴を履くと思いますので、専用シューズの中に忍ばせてご利用いただくことができます。※専用ケアシューズは別売り。

ご利用にあたる料金(税込み)

初期費用 5,500円 + 月額費用 2,200円  ※2ヵ月以降は月額費用のみ

専用ケアシューズは型番によって価格が異なりますので、商品や機能について気になることなどございましたら、お気軽にお問合せください。


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