<住改事例>2022年10月

福祉事業部の古藤です。

今回ご相談があったお宅は、要介護3の男性で、活動量の低下から身体の筋力低下、一週間に1日ほど体調が悪い日があるとの事。

そのため歩行不安定な事やベッドからの起き上がり動作が困難となっていました。

今後はデイサービスを利用する予定ですが、外出する事が難しくなっている事や、ベッドからの起き上がりは、奥様の手をかりている状態のため、安全な外出支援や奥様の介護負担軽減が図れるよう福祉用具の検討をしました。

1.外出時の出入りを安全にしたい。

主な出入りは勝手口です。

勝手口の段差が高いことや車庫までの移動が不安定となっていましたので、アプローチ部には住宅改修にて立上げ手すりを設置し、勝手口のかまち部分には工事不要の手すりを設置し、外出しやすい環境に整えました。

  • 立ち上がり手すり(住宅改修)
  • 玄関用ベストサポート手すり(福祉用具貸与)

2.自分の力で起き上がりをして、奥様に負担をかけないようしたい。

これまでは木製のベッドにて就寝されていましたが、奥様の手をかりず、自身の力で起き上がりから立ち上がり行えるよう福祉用具貸与にて特殊寝台、特殊寝台付属品を導入しています。

また、水をたくさん飲まれるとの事で夜間トイレに起きますが、トイレまでの移動に転倒をされている事もあるため転倒防止対策としてベッドサイドにはポータブルトイレを設置しました。

  • 特殊寝台(福祉用具貸与)
  • 特殊寝台付属品(福祉用具貸与)
  • ポータブルトイレ(特定福祉用具購入)

これからの季節寒くなる事を想定して、寒さによる精神的負担を和らげる事のできる暖房便座にしています。


私たちはご利用者の住環境を整備することで、長く自宅生活を送れるよう支援している会社です。設置をお考えの方、話だけでも聞いてみたい方、ご相談だけでも受け付けております。お気軽にお問い合わせください。

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