福祉事業部の田島です。今回は移乗(乗り移り)介護をサポートする福祉用具をご紹介します。
ベッドから車いす、車いすから便器、など立位保持が難しい要介護者を移乗させる介護は、抱えるという身体的負担がかかり、腰を痛める方もいらっしゃいます。その身体的介護が続くことで、精神的負担に繋がる可能性もでできます。
そのような時には、移乗をサポートする福祉用具の活用で負担を軽減することができます。今回は移乗をサポートする介護ロボットをご紹介します。
移乗サポートロボットHug(ハグ)
座っている状態で次の座る位置へ移る介助を介護者が容易に行えます。あくまでも座っている状態で移るので、寝たきりの方は対象となりません。
弊社スタッフ同士でどこまでのレベルの方が対象となるか実践した勉強会の様子です。実際に試したところ、座位は保て上半身が安定しているが立てない、といった方に向いていると実感しました。
特 徴
- ホイストのように吊り具が必要ないため、時間がかからない
- リモコンを使って上昇と下降だけなので操作が簡単
- 要介護者を乗せたままでも走行が軽い(※段差がない場合)
- 前傾姿勢を保つので排泄時の姿勢保持ができる
使い方
ハグのサイズ(大きさ)
L1〜コンパクトなので在宅でも使用しやすいサイズです。介護保険レンタル対象となります。レンタル利用料2,600円(1割負担の場合)。
T1〜在宅向けの商品より大きめで病院、高齢者・障がい者施設向きとなります。
よく車いすからの移乗を補助する福祉用具として、スライディングボードなどを使うことがありますが、在宅のトイレでは広さが足りず使えないとケースがあります。この移乗介護ロボットはそのまま便器に座らせることができるため、そのような問題も解決できる福祉用具です。
弊社ではデモ器も準備できますので、使ってみたいなどのご希望がある場合は、お気軽にご相談ください。
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